リンパ腫

倦怠感・頭痛の原因はリンパ腫とは限りません。単なる風邪や虫歯、扁桃腺炎や花粉症だという可能性もあります。

 

リンパ腫の初期症状には、痛みの伴わないリンパの腫れと同時に、発熱、全身の倦怠感、頭痛や軽い筋肉痛、体重減少、寝汗などがあります。

 

どうも体がだるい、疲れがとれない、微熱があるという症状は、風邪の症状とも重なる程度のものなので、自覚症状がはっきり出たころには、病気が進行しているということも少なくないようです。

 

リンパ節腫脹が大きくなって、周囲臓器への影響が出てくると、倦怠感と同時に、しつこい咳、声がかれる、息苦しくて呼吸がつらい、腹痛、腰痛などの症状が出てきます。

 

倦怠感・頭痛の原因はリンパ腫？と疑いの気持ちがあったら、早めに病院に行くことが必要でしょう。

一般的にリンパ腫の全身症状として、倦怠感、発熱、盗汗と言われるひどい寝汗や体重の減少は、Ｂ症状と言われています。またこのＢ症状が現れる人は、予後不良になるとも言われています。

 

しつこい微熱、倦怠感、首の腫れなどで、どこかおかしいと気付いたら、リンパ腫以外の病気の診断が出る場合もります。病院へ行って検査をしてもらって、診断を仰ぐことが必要です。

 

 

全ての倦怠感・頭痛の原因はリンパ腫というわけではありません。血液内科のある病院へ出向き、触診、血液検査、造影ＣＴ検査などでリンパ腫の可能性を検査していきます。

 

最終的にはリンパ節生検を行って、確実な診断をしていくことになります。