リンパ節の大きさ
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悪性リンパ腫はガンですので、大きくなる一方であり、小さくなることはほとんどありません。大きさの目安としては1.5センチメートル以上であることが、一つの目安になります。枝豆や小指の爪くらいと想像するとわかりやすいのではないでしょうか。それ以下のサイズであった場合には、経過観察になる場合が多いです。 肥大する進行速度ですが、これは個人差もありますし、悪性リンパ腫には様々な種類がありますので、その種類によりけり、ということになります。例を一つ挙げてみますと、中悪性の非ホジキンリンパ腫、中悪性は一ヶ月単位で大きくなっていきますので、わずか一か月の間に10センチメートルに肥大していたというケースは決して珍しくありません。中・高悪性度のリンパ腫の場合、治療をしないでほっておいてしまうと腫瘍がみるみるうちに大きくなっていきます。
大きさと進行速度の関係ですが、悪性リンパ腫によるリンパ節の腫れと進行速度は基本的に関連性はありません。重要なのは腫れているリンパ節の個数と腫れたリンパ節の場所ということになります。腫れている場所が横隔膜の上下にまたがっていたり、両側に及んでいたりするか、というところです。
予後についても腫れの大きさではなく、組織型によって変わります。つまり悪性度が強いか弱いかなどです。組織型がきまれば治療が開始できますから大きさで一喜一憂をするのではなく、しっかりと自分の組織型を把握することが重要となってくる病気です。
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