赤ちゃんのリンパ腫
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赤ちゃんのリンパ腫は小児悪性リンパ腫といわれ、小児悪性リンパ腫の発生率は、3歳~11歳での発病が多くなっています。悪性リンパ腫は年齢や体の部位に関係なくできるため幼児にも発生します。小児の場合、抗がん剤がとてもよく効くため、長期の生存率を期待することができます。
一般的に小児の癌細胞と成人の癌細胞は異なりますがホジキンリンパ腫はほぼ同じと考えられています。小児の場合、成人では治りづらいホジキンリンパ腫でも90%の子供が完治するとされています。小児と成人の非ホジキンリンパ腫の場合はだいぶ違いがあり、5年以上生存するのが80%超で、抗がん剤治療がかなり期待されています。
発生部位は、首、腹部、縦隔と呼ばれる左右の肺と胸椎、胸骨に囲まれた部分に多く発生します。首や脇の下、足の付け根など場合は、しこりを確認できますが、やはり痛みはありません。腹部の場合は、腸が圧迫されるため腹痛や、お腹が張るケースがあります。大人と同様に発熱や体重の減少、異常な寝汗の症状もあります。縦隔に発生した場合は、腫瘍が大きくなるにつれ、顔がむくみや食べ物が飲み込みにくくなり、呼吸困難に陥ることもあります。
子供の悪性リンパ腫は、発見されたときには広範囲に広がっている場合が多いため、中心は化学療法となります。腫瘍がごく限られた範囲のみの場合には放射線照射も行われ、外科手術は行われないことが一般的です。
風邪でもないのに首などのリンパ節が腫れて、大きくなってきたときには、小児科へ受診してもらうのがよいでしょう。
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