アトピーとリンパ腫の関係
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アトピーやアレルギーを持っている場合、リンパが腫れるケースが多々あります。悪性リンパ腫とアトピー性皮膚炎は、症状が非常に類似しており、具体的にいくつか例をあげれば、リンパ節の腫れ、皮疹、浮腫、LDHの高値などがあります。LDHとは細胞内で糖がエネルギーに変わるときに働く酵素で肝細胞、心筋、骨格筋、血球など全身のあらゆる細胞に含まれています。これらは、悪性リンパ腫でもアトピー性皮膚炎でも見られる典型的な症状です。症状が悪化すれば、微熱が出ることもあります。
特に、皮膚リンパ腫は、皮膚の腫瘍で、アトピー性皮膚炎とよく似たような皮膚症状が出ることがあります。皮膚悪性リンパ腫は、見た目がアトピー性皮膚炎と似ており、組織を調べないと診断することができません。仮に、アトピーと誤診されてしまい免疫抑制剤を使用してしまうと、がん細胞を殺す免疫機能を抑えるため、リンパ腫は悪化する一方で、腫れは日に日に大きくなってしまいます。
また、ホジキンリンパ腫はアトピーやアレルギー体質の人が多いという話があるようですが、実際には因果関係はなく、心配はいらないので経過観察する程度で十分です。
皮膚リンパ腫といっても多くの種類があり、あまり症状が出ないケースもあれば、発疹ができる、皮膚にしこりができる、皮膚が赤くなる、など症状は多岐にわたります。
いずれにせよ、アトピーとリンパ腫には特に関係はなく、単純に両者ともにリンパが腫れやすく、症状が似ているということだけです。
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